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◇偽命の書(ぎめいのしょ)◇

 ホムンクルスの第一人者であり、初の練成成功者でもあるパラケルススが記した、ホムンクルス練成術書。
 原本は一冊のみで、パラケルススの死後、死を恐れた富豪達が内容を複写。この時点で三冊に写された。これが初版。
 その後、富豪の持つ初版の一部を見たり、人づてに聞いた者が、私見を交えてさらに十数冊に書き写したのが第二版になる。
 この時記された内容に原本の面影はほとんどなく、本によっては内容が違っていたりする。
 それをさらに転写。
 数百冊の第三版になるころには、オカルト的な扱いで一般の図書館にも出回った。内容はもちろん見る影もない。例えるのなら、霊験あらたかな、ありがたいお経が巡り巡って官能小説に変わっていたぐらいの変化。

 二版と三版にそれほどの価値は無いが、初版はアーティファクトとしても文句のつけようがなく、売りさばけば今後死ぬまで好きなだけ研究が続けて余りあるほど莫大な資金が得られる。
 アインツベルンもこの本を参考にしたと言われており、原本もしくは初版を持っているらしい。

 ちなみにモデルはこちらの無名祭祀書

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◇無言詠唱(むごんえいしょう)◇

 本来の詠唱は、言葉を用いて根源の渦に干渉するが、この無言詠唱は己の内のみで詠唱を済ませ、魔術を発動させる事ができる。
 無言詠唱が可能な人物は限られており、まずは根源の渦もしくは世界と強い繋がりを持っていること。(この違いは、根源の渦を介して魔術を起こすか、世界そのモノに干渉して自然現象を起こすかの違いである。ほとんどは前者に属する)
 もう一つは、通常の魔術師より根源の渦への干渉力が強い者。
 普通の魔術師がスコップでトンネルを掘っているのに対し、こちらは削岩機で掘り進んでいるとイメージしてもらえれば良い。
 利点としては、発動まで魔術を悟られないが、大魔術特有の発動直前の世界の変貌は止められない。

 なんかまたお話し思いついた。

 どうもです。
 ならはしです。

 しょっぱなの言葉通り、ちょっとお話を思いつきました。
 シエルが主役のお話。まぁ、脳内ストーリをオッピロゲます。(文章はたいして考えてません)

 彼が死んだ。選んだのだ。彼の最後の腕の中にいるのは、私ではなく、白月の姫。
 もう限界だった。杯から溢れた吸血衝動は止めようがなく、どんな奇跡も、彼女の時間を戻すことができなかった。――否、例え戻せたとしても、彼らはきっと望まなかった。
 先が無いと知っていたから、得たものがあった。未来を犠牲にしたからこそ、今があった。それが第三者からすれば、不幸にしか見えなかったとしても、彼らは幸せだったのだ。
「志貴とさよならするなら、明るい月の日が良いな」
 その意味するところを、誰しもが悟っていた。同時に、その果てに用意された未来も。
 いくら弱っているとはいえ、満月の下で真祖の“死”を視るのはほぼ不可能といって良い。だが、ほぼなのだ。出来ない事はない。――命を代価にすれば。
 愛する者を殺すために、自身の命を懸ける。そんな馬鹿げた話しがあっていいわけがない!
 でも、誰が止められよう。それは全ての否定。笑いあった日々。一緒に泣いて、また笑いあって。喧嘩もした。だけど最後にはまた笑いあって。愛しあって。本人達の幸福を誰が否定できる?
 あいつもバカなのだ。いつも昼下がりのお日様のように能天気なのに、いざ死に直面したら月が恋しい? まるで御伽噺だ。
 どうして最後の最後にそんなワガママを言うんだ。夜じゃないとダメなのか? 満月じゃないとダメなのか?……して、どうして、
――――どうして私じゃダメなんですか!?
 そう言って、彼の胸を叩いてやりたかった。
 でも、やっぱりダメだ。能天気で、天真爛漫で、そのくせ悲観的で、彼が愛したのはそんな彼女なのだ。
 私じゃ……ない。
 きっと彼以上に好きになる人なんて現れない。だから、これで最後。彼の心が永遠に振り向かないのなら、せめて、せめて、これだけは言わせて欲しい。
「遠野君。大好きです」
 もう、人を愛さないと決めたシエル。ただ死に場所を求める彼女は、紛争真っ只中のとある国の外れにある村に派遣される。その村にはこんな噂が流れていた。――その村には、真性悪魔が棲んでいる。
 
 と、まぁ、こんな感じ?
 長い前フリでしたが、下の二行だけでいいじゃん。と思った方。正解です。
 ようはシエルが色々な人との出会いを通して、志貴の死から立ち直っていくお話し。恋愛要素も盛り込んでみようかな~、とか。誰と? 独自キャラと。だって相手がいないんだもん。志貴はアルクェイドだし。なら、作るしか……。ソイツとどこまで進むかはわかりませんが、こう引っ付くまでに、シエルとソイツをメタメタに苛め抜いて(特に名前無き独自キャラの方)、絶望の奈落へ突き落として、這い上がってきたところで、ゴールイン!ってダメですか? 
 ぼちぼちと日記で紹介していた月姫Fateアナザーに繋がるお話しで、遠野家の面々が司希によって立ち直った(正確には子育てで悩んでいる暇も無くなった)のなら、シエルはどうやったら救われるの? みたいな。
 こんな風に説明してみたものの、月姫Fateアナザーほど、お話の内容が決まっているわけでもなく、思いつき次第、手慰み程度に書いていこうかな~、とか思ってます。だから超不定期。
 本当にどうなるんだ?

 それでは~

◇風掻き(かぜかき)◇

 ウィンド フローレンが使用する魔術で、フローレン家に伝わる伝統魔術。
 詠唱と同時に魔力を手首から先。掌や指先に流すことによって、風に自然干渉するというもの。
 最も簡易な魔術で一小節。通常は三小節~五小節ほど。
 魔術を研究し始めて日の浅いフローレン家は、魔術刻印を有しておらず、バックアップを受けられないが、極東の国の妖怪が所有していたといわれる、風起こしの妖扇を使用する事によって、シングルアクションでの魔術行使を可能としている。

◇レン◇

 司希の使い魔。
 饒舌で能動的な性格。妖艶だけど純潔という矛盾を孕んだ白い存在。

 この存在は彼女の元となった少女の影で、本体の性格は無口で内向的と真逆。

 元々のレンは前契約者の死亡と同時に消えるはずだったが、他ならぬ前契約者との願いにより、司希と契約を交わし生きることになる。しかし、彼女自身から生きる気力は失われており、契約と同時に肉体を影に、つまり今のレンの方へと引き渡し、本体は深い眠りについてしまった。

 司希の使い魔でありながらいつも一緒にいるワケではなく、言うことも聞かない。
 また、司希自身に彼女が使い魔だという認識は無く、呼び出すことも無い。小さい頃からずっと一緒にいるため、どちらかと言えば『ワガママな姉』『我の強い妹』という認識である。

 レンの方も司希を気にかけている素振りは無く、あくまで命を維持するために司希と契約している。……なんて言っているらしいが、司希意外と契約する気はまったくない。それでも司希に好意を持っているというワケではなく、どちからといえば前契約者との約束を重んじているようである。

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