◇偽命の書(ぎめいのしょ)◇
ホムンクルスの第一人者であり、初の練成成功者でもあるパラケルススが記した、ホムンクルス練成術書。
原本は一冊のみで、パラケルススの死後、死を恐れた富豪達が内容を複写。この時点で三冊に写された。これが初版。
その後、富豪の持つ初版の一部を見たり、人づてに聞いた者が、私見を交えてさらに十数冊に書き写したのが第二版になる。
この時記された内容に原本の面影はほとんどなく、本によっては内容が違っていたりする。
それをさらに転写。
数百冊の第三版になるころには、オカルト的な扱いで一般の図書館にも出回った。内容はもちろん見る影もない。例えるのなら、霊験あらたかな、ありがたいお経が巡り巡って官能小説に変わっていたぐらいの変化。
二版と三版にそれほどの価値は無いが、初版はアーティファクトとしても文句のつけようがなく、売りさばけば今後死ぬまで好きなだけ研究が続けて余りあるほど莫大な資金が得られる。
アインツベルンもこの本を参考にしたと言われており、原本もしくは初版を持っているらしい。
ちなみにモデルはこちらの無名祭祀書
ホムンクルスの第一人者であり、初の練成成功者でもあるパラケルススが記した、ホムンクルス練成術書。
原本は一冊のみで、パラケルススの死後、死を恐れた富豪達が内容を複写。この時点で三冊に写された。これが初版。
その後、富豪の持つ初版の一部を見たり、人づてに聞いた者が、私見を交えてさらに十数冊に書き写したのが第二版になる。
この時記された内容に原本の面影はほとんどなく、本によっては内容が違っていたりする。
それをさらに転写。
数百冊の第三版になるころには、オカルト的な扱いで一般の図書館にも出回った。内容はもちろん見る影もない。例えるのなら、霊験あらたかな、ありがたいお経が巡り巡って官能小説に変わっていたぐらいの変化。
二版と三版にそれほどの価値は無いが、初版はアーティファクトとしても文句のつけようがなく、売りさばけば今後死ぬまで好きなだけ研究が続けて余りあるほど莫大な資金が得られる。
アインツベルンもこの本を参考にしたと言われており、原本もしくは初版を持っているらしい。
ちなみにモデルはこちらの無名祭祀書
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