あとがき……のようなもの

　生きると約束した。
　冷たく、果てしない闇から引き上げてくれた彼女と。
　もう殺さないと。
　陽の当たる小道を、彼女の隣を歩くために。
　だけど。
　殺さなければ生きられない。
　殺してしまえば、もう彼女の隣には立てない。
　そこに正解はなく、また、不正解もない。
　されど、動き出した砂時計は止まらない。落ちた砂は戻らない。
　人は選び進むしかできない。
　その先に、望んだ光があると信じて。


　つーわけで、お待たせしました。
　お待たせした分はキッチリ書き溜めしておりますので、次こそは早めに更新いたします。