おはようござい。
ならはし。
遅ればせながら、秋篠宮家男児出産とか話題になってるんで、天皇家に関して一つ。
皆さんは天皇家に納税の義務がないのをご存知でしょうか?
納税だけではありません。さまざまな果たすべき義務が免除されます。
ちょっと羨ましいな~、とか思われるかもしれませんが、義務と同時に権利もなくなります。
選挙権とかその他モロモロと。義務は課せられるものですが、権利は与えられるものです。どっちでも構わんよ。ご本人の意思にお任せ~。てなもんです。
それがないと言う事はつまり、権利は免除されるものではなく、剥奪されるものです。違いはひと言ですが、このひと言は大きいかと思います。
なぜ無くなったり剥奪されたりするか? 簡単です。天皇は文字通り『象徴』ですから。象徴は飾り、象徴としての最低限の仕事、人間として最低限の営みさえあれば、他は必要ない。というわけです。
最高級の食事。道具。大きな家。ここだけ見れば最高です。
しかし、実際に暮らしてみたらどうでしょう。
毎朝決まった時間に起き、朝食を摂り、象徴として仕事するたびにウヨウヨと人が集まって、その人たちに愛想よく笑顔で手を振る。
子供ならともかく、大人になればほぼこれの繰り返しです。
気の知れた友人と居酒屋に行って酒を呑むことも、ボーリングもカラオケも繁華街に行くこともできず、一日中ボーっとパソコンしたり、ゲームしたりすることもできません。
子供ならともかくとも言いましたが、下手な悪さも出来ません。学校の帰りに買い食いとかも、放課後遅くまで残って校庭で遊ぶこともなく、学校が終われば真っ直ぐ家に帰り、友達の家に遊びに行って、お菓子を食い散らかしながらTVゲームも出来ません。
そして大人になれば、そのまま上記に記したとおりの行動。
服も選択肢の数が全然違います。僕らは繁華街にバカほどある店から、値段、質を吟味して買いますが、天皇家は値段もクソもない。向こうが用意した高級な何着かの服から選ぶだけです。
この暮らしは、種類は狭く、質は深いほど上質です。
人間として最低限の営みって何よ?ってところがポイントになります。
ようは生きるのに必要な最低限のモノ。外に出ても恥をかかないような最低限のモノを指すんだと思います。
ならもっと自由にすればいいじゃん! なんですが、日本がこれを始めたのは紀元前660年も昔。
それを50年や100年では変わらんよということです。
普通の人なら耐えられない生活でしょうが、生まれたときからこういう生活をしていると、慣れるもんなんでしょうね。
何が言いたいかといいますと、……………………え~と、大変だな~。かな?
それでは~
音楽「真面目すぎる君へ」アンダーグラフ